じつは、あったんです
「りんご先生、この水素吸入っていつからあったの?」
「言ってなかったっけ?」
「知らない。こんなん、もっと早くに知らせてくれな〜。」
「ごめんなさい〜〜(>_<)」
うちの助産院で水素吸入を受けられたお母さんと私の会話です。じつはりんご助産院には「水素吸入」というオプションを用意していて、母乳のマッサージを受けながら同時に水素吸入をしていただくことができるのです。母乳外来の中で水素のことを説明する時間をとるのがなかなか難しくて、あまり説明ができておらず、あること自体を多分知らないお母さんがほとんどなんじゃないかと思うのですが、あるんです!あるんです!ごめなさい!
水素ってなあに?水素というと宇宙の中で一番小さい分子ですよね。最近では水素自動車ができたりと、クリーンエネルギーとして注目されています。燃えた後は水しかできないので二酸化炭素や排気ガスを出して環境汚染をすることがありません。こんな車が当たり前に走るようになったらスゴイですね!夢が膨らむ!でも水素はそれだけではなく、美容・健康の分野でも注目されています。
水素の抗酸化作用
あらゆる病気や、老化の大きな原因は、酸化(サビ)と、糖化(コゲ)によるものだと言われています。ということは体の酸化と糖化を予防できれば、たくさんの病気が予防できたり、老化を阻止出来るってことですよね。水素は簡単にいうと活性酸素を除去してくれるので抗酸化作用があります。水素の研究が日々進歩していき最先端の医療現場では「水素医療」がおこなわれています。
私と水素の出会い
美容業界では数年前から水素がブームになってるのは知っていました。セレブが水素水を飲んでいるとか、水素水ダイエットとか。でも、流行りものってすぐに廃っていく。なので「ふーん」くらいにしか思ってませんでした。そんな中、ケトジェニックダイエットアドバイザーの懇親会で東京に行ったとき、水素研究の第一人者である太田成男教授が来られていて、水素のお話を聞かせていただく機会がありました。初めて水素の詳しいお話を聞いて「水素はこれからの医療にきっとなくてはならないものになるんだわー」と感激したのです。その懇親会に来られてた同じケトジェニックダイエットアドバイザーのある医師は、もうすでに癌の治療に水素を取り入れられているとのこと。「へぇぇー!」美容やダイエットにももちろん良いことを教えていただきまして、身体オタクの私は、帰って水素について早速本や論文などを読みあさりました(笑)
活性酸素が原因になって起こったり悪化する疾患
先ほどの日本医科大学教授太田成男先生の著書「水素水とサビない身体」によると活性酸素が原因となり発症したり悪化する疾患は…
①循環器
動脈硬化・脳卒中(脳梗塞)・心筋梗塞
②脳神経
認知症・パーキンソン病・脳浮腫・外傷性てんかん
③呼吸器
慢性閉塞性肺疾患・喘息・肺気腫
④内分泌代謝
糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム
⑤皮膚
アトピー性皮膚炎・火傷・日光皮膚炎・しみ・しわ
⑥腫瘍
がんの発生・がんの転移・がん化学治療と放射線療法の副作用
⑦眼科
白内障・未熟児網膜症
⑧消化器
肝炎・膵炎・胃潰瘍・潰瘍性大腸炎・クローン病
⑨血液系
異常ヘモグロビン症http://health.goo.ne.jp/medical/10191200
薬物性貧血・播種性血管内凝固
(10)泌尿器
糸球体腎炎・薬物性腎障害
(11)その他
自己免疫疾患・膠原病・リウマチ・アレルギー・花粉症・痛風・歯周病
ざっとあげても、これだけあります。でも、これだけではなくもっと多くの病気が活性酸素と関係があり、水素は改善効果があるという事がわかってきているそうです。
じゃあ、こんなに体に不調をきたしてしまう活性酸素って何者なんでしょうね。それは次回に♡
お昼休みに助産院で水素吸入中の私です(^^)