りんごの思想

こうやって夢は叶ってゆく!助産師を目指すお母さん。スゴイよ!

私が
助産師になって1年目のとき
お母さんのためのアロマ講座の
お手伝いをする機会がありました
講座の後
お母さん、おひとりおひとりの
話をお伺いしながら
アロマハンドマッサージを
させていただく時間があり
数人のマッサージを終えて
最後のお母さん
Kさんの番になりました
「気持ちいい~!」
子どもの話や日常の話を
少ししたあと
Kさんは将来
人に喜んでもらえる仕事がしたくて
アロマの勉強をしてみようかと
考えてる事を教えてくれました
「それは、いいですね~
ぜひ頑張ってください♪」
と応援したい気持ちで
いっぱいになりました
そしてKさんから私に質問が
「林さんって助産師になって
けっこう長いんですか?」
「いやいや~
歳はそこそこくってますけど(当時34歳)
なりたてホヤホヤ1年目なんですよ」
「あれ?
今、お子さんがふたり
いらっしゃるって
言ってましたよね?
もしかしてお母さんになってから
看護学校と助産師学校に
通われたのですか?」
※ 助産師になるには、まず看護師になることが必要です
「そうなんですよ~あははー♪」
なんて返事をすると
突然!!!
Kさんはポロポロと泣き出しました
おや?どうした!!
と驚いていると
「私、本当は助産師になりたいんです
自分がお母さんになって
その気持ちがすごく強くなったんです
だけど、子どもも小さいし
夫の協力も期待できないし
勉強も難しそうだし
そんなん私には絶対に無理!
って思って、諦めてたんです」
ということ。
「それだけ気持ちが強いなら
きっと、なれますよ!」
その時のKさんの目を見て
私は断言することができました!
「そうですかね?」
と、涙が止まらないKさん
これは、私の場合ですが…
勉強の成績は最悪
テスト0点をとったことがあるのはのび太くんと私くらいかと…
根性ないし
身体弱いし
ふたりの年子の子どもは小さいし
経済的余裕なんてどこにもないし
夫は仕事が忙しくて
協力どころじゃなかったし…
自分の分析をして
できない理由をあげていくと
サッサと諦めなあかんパターン
高校の時の先生に相談に行くと
「あんたは絶対無理やからやめとき」
と言われましたー(¬_¬)ヒドィ…
でも、私
筋金入りのアホやったと思います
うん、アホやから
分析できないのが
かえって良かった!
なんか、なんか
こんなになりたいんだから
きっと大丈夫!
誰になんと言われようと
絶対に大丈夫やもーん!
という
根拠のない自信がありました(^^;;
やると決めてしまったら
面白いように運とか協力とか
集まってきたし
お金もどうにかなったし
勉強が面白くて
まるでスポンジのように
勉強したことを吸収していきました♡
まるで奇跡のようなことが
たくさん起こった!
{3DB1382D-4DA5-444C-837F-BF9FF32A8DAA:01}


ほ…ほんまやから…しょ…証拠証拠写真だって…
今までの人生にはなかった奇跡の成績~(笑)(≧∇≦)
高校の時の先生に見せたいわ~!
そんなこんなをお伝えすると
Kさんは
「私、やってみます‼︎」
涙が止まらないまま
素敵な笑顔を見せてくれました
そして
握手をして別れました(^-^)
そして、数年経ってから
Kさんが看護学校に入学したと
噂が耳に入ってきました
「やりよったな~!」
めっちゃ嬉しかったです
そして去年の夏ごろに
看護学校3年生になったKさんが
Facebookで繋がってきてくれました
いよいよ今年
助産師の学校を受験しますとのこと
しかも、私の母校♡
受験前には、わざわざ
私の助産院まで
会いに来てくださいました(^-^)
正直に言うと…
助産師学校のハードルは
看護学校入学より
ずっとずっと高いです
また、私の母校は県立で
授業料がケタ違いに激安で
入学金3600円、授業料9500円/月  !(◎_◎;)
すごく素敵な先生方が揃っており
毎年すごい倍率で、狭き門です
オマケに
みんなが看護師の国試の勉強を
集中してせっせとしてる時に
看護の勉強プラス
英語や国語などの
一般教科の勉強を
しなくてはなりません
それもすごく焦るのです
入試も大事だけど
看護師の国試に落ちたら
元も子もありませんから
私は、残念なことに
助産師学校の入試1回目は不合格(¬_¬)
それでも
合格するまで何回でも
受け続けるぞと決め
就職して看護師として働きながら
勉強を続けました
そして、翌年になんとか
入学させてもらいました(^^;;
だけどだけど
Kさんはなんと
現役合格ーーー