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妊活、妊娠中のお魚の食べ方。離乳食も注意!厚生労働省も注意を呼びかけいるお魚に含まれる水銀量と胎児や赤ちゃんへの影響について

こんにちは
助産師のりんごです

お魚を食べることのメリットデメリット

お魚、好きですか?私は大好きです。お魚って、良質の動物性タンパク質であり、オメガ3やカルシウムなどもとれて、とても優秀な食材ですよね。

でも、どうしても避けられないデメリットがあり、食べる種類や量を考えないといけない場合があります。そのデメリットとは、食べることと同時に水銀という重金属を体内に取り込んでしまうことです。重金属とは有害ミネラルとも言われる毒素で、毒性が高く急性中毒症だけではなく、慢性の蓄積によっても体に影響を及ぼします。

水銀は魚介類の他に、歯の詰め物(アマルガム)、柔軟剤、下剤、ワクチンなどにも含まれていて、知らないうちに体内に取り込まれていることが多いです。

胎児や赤ちゃんへの影響

重金属は胎盤からへその緒を通して胎児に流れます。水銀も例外ではありません。だけども胎児はデトックス機能が未発達で、重金属を排出できないのです。胎児の脳は、妊娠に気付かないくらいの早い時期から1秒に4000回もの細胞分裂をするそうです。

胎児や2歳までの赤ちゃんは血液脳関門という脳に有害物質が入らないようにする機能がまだ整っておらず、有害物質によって知能発達の障害や中枢神経障害など悪影響を及ぼす可能性があります。

水銀が及ぼす一般的な影響としては、頭痛、嘔気、倦怠感、疲労感、うつ症状、アトピー性皮膚炎、アレルギー症状、代謝機能低下による肥満などが挙げられます。(太るって食べ過ぎや運動不足だけじゃないよ〜)

ですので、妊活中や妊娠中は特に、食べるお魚の量や種類には注意しなければいけません。大きな魚ほど水銀量が多いのです。中〜大型のお魚は、妊活中や妊娠中、離乳食には避けた方が良いですね。これは、厚生労働省からも呼び掛けられていて、こちらのPDFが参考になりますので、お魚の種類や量などはこちらを参照してください。

「これからママになるあなたへお魚について知っておいてほしいこと」
厚生労働省

このお魚なら食べても大丈夫

比較的水銀量が少なく、安全に食べられる魚を覚えておきましょう。
もし判断に迷うときはあなたの前腕(指先から肘)の長さより小さい魚を選びましょう。

◉いわし
◉さんま
◉あじ
◉さば
◉ぶり
◉さけ
◉かつお
◉ツナ缶(アルミ缶じゃないもの)
◉さば缶(アルミ缶じゃないもの)

現代における生き方

人間が汚してしまった地球の代償を受けるのは仕方のないことかもしれませんが、安心して美味しいお魚が食べられないのは悲しいことです。だからといって、一生魚介類は食べないとか、ワクチンを打たないというのは極端な考え方です。空気中にも含有していますし息を止めることはできないですもんね。なるべく入れないという考え方は良いことですが、現代を生きているとゼロには出来ないのです。

ただ、柔軟剤は個人的には不要だと思っているし、アマルガムは歯医者さんで撤去してもらい、別の材料の詰め物に変えてもらうのが望ましいと思っています。歯の詰め物としてアマルガムが口腔内にあるママの母乳は水銀濃度が高くなることも報告されています。できることから行動できると良いですね。

他にどんな重金属があってどんなふうに私たちの体に入ってくるのか別のブログに書きましたので↓こちらの記事もあわせてどうぞ

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参考

厚生労働省ホームページ
「発達障害の子どもが変わる食事」ジェリー・マシューズ
「この食事で自律神経は整う」溝口徹

りんご助産院

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