こんにちは。助産師のりんごです。
2019年8月。蝉の声が響き渡りとっても暑い日です。
こう暑いと体調を保つのもやっとですね。皆さんはお元気ですか?
更年期というお年頃。ゆらぎ期と言われる時期へ突入。
じつは私は現在46歳なんですけども、そろそろお年頃ということで更年期の症状が出始めてます。去年の生理不順から始まり、最近は様々な症状が出て、ちょっと戸惑い気味です。先日は不正出血(鮮血量多め)が20日間もつづき、流石にふらつきました。とてもだるくて、仕事が終わったら横になることが増えていました。手の痺れや関節痛で夜中に目が覚めたり、汗がいっぱい出たり、色んなことが起こるので、やりたいことがあっても体がついて来ない状況に、気持ちまでふさぎこんでしまいました。
20代の助産師さんとはしゃぐ、46歳(汗)
結局、私に起こっている症状たちは女性ホルモンのゆらぎによるものみたいですが、似たような症状の出る他の病気を否定するために、色んな診療科をまわることになり、それぞれ検査を受けました。内科、婦人科、神経内科、整形外科、こんな短期間でこんなにたくさん病院にかかったのは初めてです。驚いたことに内科での血液検査すべて優良で、医師に褒めてもらいました。酒呑みですが肝機能もバッチリ(笑)リュウマチも、甲状腺も大丈夫。神経系も異常なし。子宮ガンも大丈夫。あちこちと調べてもらい、普段なかなか病院を受診しない私にとっては、良い機会となりました。
エストロゲンジェットコースター
とにかく、今の私の現状ですが、閉経にむかっていく中で女性ホルモンの変化に脳や体がビックリして、頑張っていっぱい出してみたり、もう無理だとヘタってみたり、忙しくしているみたいです。なのでホルモン値はジェットコースターの様に激しいアップダウンをし、生理をきちんと起こすこともできなくなり、不正出血と、まさに血迷った状態に。そして、女性ホルモンって生理だけではなく、体の中で様々な働きを担っていることもあって、色んな症状を引き起こす原因となってしまいました。
婦人科で処方してもらったホルモン剤で、とりあえず出血大サービスをストップさせ、今はプラセンタ療法といって、ヒトプラセンタ(胎盤)から抽出した成分を皮下注射する治療をおこなっており、週3ペースでブスッと注射してもらっています(笑)
更年期症状にまつわるあれこれについては今回とても勉強になったのでまた詳しく書くとして、今日の本題に移ります(前置き長っ!)
告白からの意外なお返事
この様にしんどくなっている自分がどうも受け入れられず、周りに心配もさせたくないのもあって、あまり人に伝えずにいました。でも、これって落ち着くまでに少し時間がかかりそうだし、みんないずれ老いていくんだから、こういうリアルを伝えるものありだなぁと思い始めたのです。今までの様にはいかないこともあるから 周りの人に理解してもらったり助けてもらわないといけないこともあるだろうし。私は少しずつ現状を周りに伝え始めました。
今日はお茶会。私は体調不良で欠席の決断をした。私にとってお茶会は特別な想いがあり、ママのためにも大好きなスタッフさんのためにも参加して持ち前のテンションで会を盛り上げたかった。でも、こんな決断をしなければいけないのが辛いよ。みんなゴメンナサイ。
— 助産師りんご★子育て&ママの夢を応援する人 (@ringo_mw) August 4, 2019
今日はまた体調が悪く、お茶会のメンバー(チームりんご)にも勇気を出して伝えました。そしてちょっぴり弱音も吐きました。いつも元気で、なんなら有り余る元気を皆さんに差し上げたいと思っている私にとっては、ちょっとキュンとする瞬間でした。みんなどんなふうに思うんだろう?気を遣わせちゃうかなぁ
そしたら、予想外のメッセージをいただき、また朝から感動して泣いちゃいました。
人間らしくてホッとした
こんな私に「人間らしくて、ホッとした」って伝えてくれました。「元気でなきゃいけない」ではなく、「しんどくなってもいいんだ!」って思わせてもらって、なぜかとても安心しました。そしてありのままの自分を受け入れて貰ってるようで、満たされた気持ちになりました。
もうね、私はこの方々から学ぶことが多過ぎます。私の器の小ささが恥ずかしくなります。私の神様は未熟な私のために、ステキな人とどんどん出会わせ、学びの機会を与えてくれているのでしょう。
今日はメンバーの中にも何人か体調不良さんがいて「困ったらいつでも言って。飛んでいくからなー」って言い合っている仲間たち。リラっかるお茶会を運営してくれてるのは、こんなステキなメンバーです。
嬉しい動画
さぁ、これでブログアップしようと思ったら、夕方にはこんな動画もいただいて、嬉しくて追記せずにはいられません。
ママと娘ちゃんふたり、母乳外来で出逢った縁がずっと続いています。おっぱいを飲んでいた小さなふたりが、今、こんな風に私に元気を与えてくれてる。ふたりが赤ちゃんだった頃が映画のように私の頭の中に映し出されます。本当にこの仕事をしていることが嬉しくてたまりません。だからやっぱりずっと元気でいたいなぁって思ってしまいます。