−3℃
寒いーーー!うちの娘は部活の朝練のため始発のバスより早く出ていくので、朝は車で学園都市駅まで送っていくのですが、今朝、車に表示される外気温は『−3℃』でした。凍ってる窓ガラスにお湯をかけて視界をクリアにして出発です。三日月がとても神秘的だったなぁ。
私の栄養
昨日の母乳外来は7組でした。「今日も楽しかったなぁ〜でもさすがに少し疲れたなぁ〜」って、全ての診察が終わったあと、ホッとひと息ついていると私のiPhoneに、りんごママから母乳外来の体験談が届いていました。
ママにとって初めての育児がスタートして、出会いがあって、卒乳まで。寄り添わせていただいた日々を懐かしく思い出しました。こうやって想い出のページに入れていただけること、本当に嬉しいです。
体験談と一緒に子どもちゃんの写真も付けてくれていました。「あぁ!元気そうにしてる!!!」疲れが一気に吹っ飛んで幸せな気持ちになりました♡ありがとう♡♡♡
体験談
私がりんご助産院を訪れたのは、産後1ヶ月と少し経った頃。
母乳って赤ちゃん産んだら自然とでるのだとおもってた。
いままでなんでもそれなりにこなしてきたから、母乳だってなんなく出るんだと思ってた。けど…産後 病院の授乳室。
周りはポタポタと流れる母乳を拭きながらの授乳。
あたしの胸はこれっぼっちの張りも感じない。お腹が空いて泣く息子。
あれ?あたしってば乳でないの?
「最初はでなくても吸わせてたらでるようになるからね〜気にしない〜」
病院でも友達にも言われた。毎日毎回授乳の際に左右10分ずつ吸わせてからミルク。
続けるもなかなか実感のない日々。ごめんね。
なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになる。そんなある日「母乳がね〜なかなかでなくてさぁ〜」と息子に会いにきてくれた友達にぽろっと話すと、
「そうなんだ?気になるならりんごさんいってみたら?(当時)垂水にある母乳外来らしいんだけどいい助産院らしいよ」へー、りんごさん(堅苦しい病院名じゃなくて親しみわくなぁ)
へー、母乳外来。
へー、そんなのがあるんだ。出産した病院では「乳腺炎になったら診てあげるからね」といわれたけど、「でなかったらきてね」とか言われなかった…
そっか、相談していいんだ。
さっそく予約の電話。
明るい先生の声に緊張が和らぎ、「いまどんな感じなのかな?」との問いに、「母乳の出が悪い気がして、ミルクは都度○ml…毎回ミルクの前に吸わせてはいるんですが…」「そっか、いままでしんどかったね。1度今の状態もみたいし、お乳がでるようになるにはおかぁさんも知っとかなきゃいけないことがあるんだよ」と
予約を取らせてもらいました。最初の問診では、お乳の出る仕組み、その為に必要なことなど面白くわかりやすく教えてもらいました。
その日からお乳殿に《作る量が足りてないのですよ》と教える為に、小さな息子と日々奮闘。
りんごさんに通ううち、いつしか、胸が張ることを感じ、ミルクと母乳のバランスが良くなってきました。
乳たまる→息子飲む→乳作る
まさに二人三脚。
ギブアンドテイクな関係で授乳がとても楽しくなりました。
吸っても満足するほど乳が出なくて泣いてた頃が懐かしいほどに。ただ、出産から1年もしないうちに職場復帰するわたし。
「母乳で育てたい!その気持ちもあるけど、完全母乳になったらなったで困ると思うんです…預ける間はミルクで対応できるようにしたいんです」
そんなワガママな話にも、ちゃんと耳を傾けてくださり、ケアをしてくれました。
周りが完母で育てる中、ミルクと母乳の混合ってことに少なからず劣等感があったけど
「混合だっていいじゃない🎵ミルクだって目をみてちゃんとギュッてしてあげたら愛情いっぱいやんっ」って。りんごさんは、行き詰まったときに相談でき、不安定な気持ちを受け止め、そっと支え、育児の楽しさを教えてくれる場所です。
同じように悩んでる方がいたら、
りんごさんにいってほしいなと思います。
授乳の期間は、ほんと短い。
その短くも素敵な期間を愛おしく楽しめるように。卒乳し、母乳外来を卒業しましたが
真っ赤なりんごをみるたび、満面の笑みの先生をいつも思い出しています。