娘の心に桜が笑った
春休み。毎日部活動で朝早く家を出る娘。年頃の娘の朝の準備は、眉毛を整えて、髪はドライヤーにヘアアイロン、前髪の角度にもこだわりが強く「右だ、いや左だ!」と鏡の前で独り言を繰り返す。だから、いつもギリギリで、慌ててダッシュで駆け出していく。
暫くしてLINEにこんなメッセージ。感性豊かな娘は、その喜怒哀楽の激しさがプラスに出たり、マイナスに出ることもある。マイナスに出たときは激しいエネルギーをぶつけられる。それこそ、クソババァ扱い(笑)
だけども、こうやって、空を見上げ、桜に心動かされ、それを共有するために写真を送ってきてくれる娘が大好きだ。そのときの娘の笑顔を想像すると、クソババァもホッコリしてしまう。神戸もすっかり春です。
野球部マネージャーの娘。今日の試合は勝ったみたいで、帰宅後、嬉しそうに教えてくれた。青春真っ只中。
宇宙に抱かれ
私も、空を見上げてみた。桜と飛行機雲。日々の忙しさで、つい浅くなりかけていた呼吸が、深く深くなってゆくのを感じる。春の風や春のにおい。宇宙に抱かれひとつになる感覚。とても幸せな時間だった。
いったいどれだけの人が、今日の青空を見上げて、桜の淡いピンクに胸をときめかしただろう?宇宙はひとつで、みんな繋がっている