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本来、自分が持ってる力を発揮できるように♪

10月末。東京でケトジェニックダイエットについて学び啓蒙していくためのケトジェニックダイエットアドバイザー養成講座を受講しました。そして先日、協会の年次総会があり、またまた東京に行ってきました。そこでまた、新たなワクワクするような報告や情報提供などがあり、やっぱりこのダイエット(食事法)を知って良かったと、改めて思いました。

↑行きの新幹線

糖質制限との出逢い

私は、1年前に「糖質制限」という食事療法に出逢いました。ひょんなことがきっかけで、あるドクターのセミナーに参加したのですが、そのときの内容がまさに「糖質制限」でした。私は看護学校時代、生化学が好きだったので、そのドクターの言われてることがスッと自分の中に入ってきて「これは!確かにそうかもしれない!」と感動したのを覚えています。

↑看護学生時代の資料。生化学は楽しかった!

あ!いつかの夏井先生も!

それから、糖質制限関連の本をたくさん読みあさりました。その中に夏井先生の本がありました。じつはこの夏井先生、「傷は消毒して乾燥させる」という昔の医学の常識を「傷は消毒せずに湿潤療法で」という今の常識にひっくり返した医師なのです。

私は昔に夏井先生の創傷治療の本をたまたま買って読み、ガーン!となりました。「なーるーほーどー。本来、私たちは傷を治す素晴らしいシステムを持ってるから、その機能が最大限に発揮できる環境作りをしたらいいのか!」と、今は当たり前のことだけど、当時は目から鱗。お陰様でうちの子ども達が擦り傷を作ったときでも消毒したことはありません。水でよく洗って、湿潤状態を保てば、痛みが少なく早く、綺麗に治ります。

題名がビックリですが、夏井先生の本を読むと、なるほど!の連続。あの時のガーン!を、また今度は食事のことで味わうことになるとは!再びすごいパラダイムシフトが起こるかもしれない!さらにこの食事法について知ることが楽しくなってきました。

「知る」ことと「自己管理する」ということ

知れば知るほど、また新たな疑問が湧き、また調べる。そして、あー!そうか!と繋がる。これが勉強の楽しいところです。どうやらこれは私がすごく知りたかった事みたいです。最近はテレビで紹介されたり、本屋さんでもたくさんこの関連の本が平積みされており、だいぶん知ってる人も多くなってきました。この食事法は一般的に「糖質制限」と言われてるので、糖質を制限することに注目されがちですが、「まずは不足しているタンパク質や良質の脂肪、ビタミン、ミネラルなどをしっかり摂りましょう。そして、人間にとって不自然に過剰摂取していた糖質を適正な量に抑えましょう。そうすることによって、本来持ってる体の機能を取り戻して健康に過ごしましょう」です。「ご飯あかんらしいで」「パンもアウトやで」ということよりも、私たちの体がどんなメカニズムを持っていて、どんなものをどれだけ食べると喜ぶのか、逆に、どんなものの摂り過ぎには注意しないといけないのか「知る」そして「自己管理する」ということがとても大事だと私は考えます。お米を作ってる方も、パン屋さんも、食べる人の美味しい笑顔を想像して作ってくださってるはずですからね。

ケトジェニックダイエット(食事法)アドバイザー養成講座を受講したわけ

ケトジェニックというと、聞き慣れないかもしれませんが、先ほど書いた糖質制限の考え方と似ています。糖よりもケトン体をカラダの主なエネルギーとして使っていくように、カラダ作りをしていきます。カラダにあった食事をしていくことで良い効果をもたらすことが、医療、美容、スポーツの分野でも次々にあきらかになってきてます。脂肪が落ちて身体が引き締まるコトは体の機能が整うことのオマケに過ぎないのかもしれません。今回東京での年次総会でも白澤医師や斎藤医師、他にもガン治療に携わる古川医師や産婦人科の宗田医師、細胞生物学者の太田先生から、とてもワクワクする報告がありました。これはたんなる流行りの健康法ではなく、予防医学だと確信しています。知れば知るほど面白いです。私は、もっとケトジェニックダイエットについて勉強し、助産師という立場から、母子の健康やその家族の健康に役立てていきたいと思い、受講を決めました。検定合格目指して、課題、レポート頑張ってます。


↑年次総会の集合写真

↑皆さん、パワフルな方ばかり♡

↑帰りの新幹線。

本来持っているチカラを引き出すのが私の仕事だから

例えば、助産師の仕事にはお産のサポートというのがあります。それは「赤ちゃんをとりあげること(この言い方は好きではない!)」ではありません。助産師は「赤ちゃんが生まれてくるチカラと、お母さんの産むチカラが最大限に発揮できるようにサポートする」のが本当の仕事だと私は思ってます。お産の神秘は心身が健康だからこそ起こるのです。

私は今、お産の現場からは少し離れて、りんご助産院で産後の母子のケアをおもにさせていただいてますが、おっぱいのトラブルだって、お母さんから相談いただく様々な悩みだって、赤ちゃんの気になることアレコレだって、本来あるべきところを意識することで、多くが解決に向かうのではないかと思っています。

おわりに

私は、春からこの食事法を自分自身で実践しています。そして、予想通りではなく、予想以上に嬉しいことがたくさんありました。そして、りんご助産院に通ってくださってるお母さんがもっと健やかに美しく過ごせるように、今までの「母乳外来」のほかに、6月より「産後ビューティー外来」というのを立ち上げました。私がマンツーマンでサポートさせていただく産後ビューティー外来に「私、ヤル!!」と手を挙げてくださったモニターさんは、それぞれに目標達成し、今、心身ともにイキイキとされてます!そして、後に続けと、ひとり、またひとりと産後ビューティーを目指して取り組んでます。「産後ビューティー外来」とはどういうもので、何をするのか?実際の私の様子、モニターさんの感想やお写真も今後アップしていきたいと思ってます♡