りんごの日記

助産師の私が、いつか学研教室を開きたいと思ったわけ

私が、密かに「将来やってみたい」と夢見ていたことがあります。それは、助産師としてというより、働くママとして、いつかやりたいことだった。めっちゃ意外なこと。なんだと思います?

それはね、学研の教室を開くこと。

不純な動機が呼び寄せた学研との出会い

私が、学研に出会ったのは、ちょっと不純な動機です。看護学生、助産学生として、めちゃくちゃ忙しかったころ、子どもたちは保育所を卒業して、小学生になりました。保育所のときは迎えにいくまで、そこにいる安心感がありました。でも、小学校になると、特に一年生なんて昼くらいまでで帰宅します。私は夕方までは帰れない。なんせ、ドキドキ心配。子どもたちも淋しいと思うかもしれない。その時間をなんとか埋めるために習い事をさせようと思いました。

そんなとき隣のマンションで学研教室というのをみつけました。なんと学研教室は週に2回もある!!!ええやん!ええやん!体験教室で先生にお会いしましたが、なんともふんわり優しい先生で、人間味があって…。直感で「ここだ!」って決めました。

第二のお母さん

学研教室は、先生が勉強を教えてくれるところではありません。無学年方式の自学自習。学年関係なくその子に合わせたペースで学習をおこなうところ。子どもたちは学研独自の教材を使って、自分で学んでいくのです。


↑子どもたちが小学生のとき♡

先生はひとりひとりにに目を配り、自分で考えるチカラを最大限に発揮させるのが大きな役割。導く存在なのです。

うちは、不純な動機で入ったので、じつはそんな学習方法の素晴らしさを思い知ったのは、入会したずっと後でした。

とにかく、先生がいて、子ども達の安心感に繋がっていたのは間違いないと思います。それが本当に有り難かった。

学研の先生は、ずっと子どもたちのことを見守ってくれて、母親の私まで励ましてもらいました。ふたりの良いところをいっぱいみつけてくれて、勉強の面白さも教えてくれました。今でも子どもたちは「第二のお母さん」だと思ってることでしょう。

勉強が好き?楽しい?自分で考えるチカラ

学研の自学自習は、子どもの持ってるチカラを引き出すものであり、自分のペースで進めていくので、誰かと比べるものでもありません。学研の教材は本当によく出来て、初めて習うことでも理解できるように、また、学んだことを定着させるように、様々な工夫がされています。そんな学習法がうちの子どもたちには合っていたのか、子どもたちは勉強が楽しいと言います。

じつは今まで私は、子ども達に一度も、本当に一度も「勉強しなさい!」と言ったことがありません。でも、子どもって、楽しかったり、自分に必要だと感じることは、誰に言われなくても自分でやるものなんですよね。

それを押し付けたり、見張ったり、脅したりするのは、逆効果かもしれません。子どもの本来持ってるチカラを信じていれば大丈夫!

だから本来のチカラを出せるように私が大切にしてたこと、それは「よく遊び、よく食べて、よく眠れ」です。

あとね、親がイキイキと楽しく生きてること♡

学研と娘

娘は小学校1年生から中学卒業まで学研に通っていました。中学2年の時、体調不良で1年間ぐらい学校に行けませんでした。学校での勉強がストップの状態。学校を休み続けているときは「もう高校はいけないかもしれないなぁ」って思うこともありました。

学校に行きたくても行けないもどかしさや、焦りもあったと思うけど、学研の先生はずっと「あかりちゃんは大丈夫」って言い続けてくださいました。受験の追い込みのときはずいぶん学研の先生にフォローしてもらいました。おかげさまで希望する高校に合格し、その高校で野球部のマネージャーも務めて楽しい学生生活を送ったんじゃないかなぁと思います。そんな娘も、もう高校を卒業します。学研の先生のことは今でも、第2のお母さんだと思っています。

学研と息子

息子は幼児コースから中学卒業まで通いました。息子には学研の自学自習がとてもあってたようです。中学のときに「塾に行ってみたい」とお願いされたので、仕方なくいかせてあげたんですが「面白くなかった」って2ヶ月でやめてしまいました。やっぱり学研が息子に染み付いていたんでしょうね(笑)

小学生の時も中学生の時も、息子が家で勉強している姿はほとんどみたことがありません。とくに中学のときは部活動と生徒会活動で超多忙。でも時間をみつけては友達と遊びまくり…。家に帰って来たらご飯食べて寝るだけ。まさしく「よく遊び、よく食べて、よく眠る」を、しっかり実践していました(笑)勉強は授業と学研で集中。それだけでした。

そんな息子なんですが、私の子とは思えない成績で、親の私が「えーーすごいやん!なんでこんな成績とれるん?」と感動して息子に質問したくらいです(笑)通知簿は『オール5』でした!!!

今、息子は高校生。将来したいことがあり、そのために行きたい大学があり、授業と部活動が終わったら、ほぼ毎日、自習室にいって自習をしているみたいです。本当に学研方式が染み付いてます(笑)

いつか学研教室ができたら…

母親になったら、なんとかして自分のチカラで子を育てていかなければならないと思いがちですが、実際はそうではなかった。

保育士さん、学校の先生、近所の人々、地域の方々、ママ友、親戚、マンションの管理人さんまで!沢山の方に一緒に育ててもらったなぁ〜って思ってます。もう感謝しかありません。

そんな中でも、子ども達にとって学研教室は、第2の家みたいなものでした。学校の先生は毎年担任が変わるけど、学研はずぅーと10年間、谷本先生だったし♡

で、思ったんです。こんなにお世話になった学研教室に、いつか恩返ししたいなぁ〜って。2016年に引っ越してきた、ここ「舞多聞」は、まだ新しい街で、子育て世代がとても多いです。そんな方々の役に立てたらそれが恩返しだわ!と、気持ちを温めていました。

とは言うものの、私は助産師の仕事があるので、私にできることといえば、場の提供。教室の先生をしてくれる素敵な方がいないかなぁと探していたのです。そしたらピッタリな人がいた!!!その方は徳田睦美先生。

引き寄せられた徳田先生

徳田先生との出会いは、なんとある日、愛の告白をされました♡っていうのは冗談ですが…。

徳田先生がりんご助産院の活動をHPやブログなどをみてくださっていて、なんか関わりたい!お手伝いがしたい!って衝動に駆られたらしく、ある日その想いをいっぱい込めた、あついあついメールをいただきました♡それが出会いのきっかけです。

それから、私が学研教室をしたいと思っていることや、その目的や想いなどをお話しすると、なんと!快く引き受けてくれました!!!

↑徳田先生

徳田先生は、保育士と幼稚園教諭の資格と経験があり、ご自身のお子さんは只今、中学生と小学生。教育者としてもお母さんとしても経験があります。子どもが大好き!で、心が青空のように澄んでいて、愛がいっぱいの先生です。本当に学研の先生にピッタリ!今は学研の研修と開室準備に大忙しです!

縁を大事に…。

私のお仕事は「楽しい子育て」のサポートをすること。なんやかんやで、長い付き合いになっている人もたくさんいるんですが、仕事の性質上、赤ちゃんの時代を過ぎると、ママともお子さんとも、会える機会が少なくなります。

学研教室があることによって、いただいたご縁を繋ぎつづけることができたら、めっちゃ嬉しいです!

↑母乳外来の様子

地域の中で継続的に子育てに寄り添わせていただき「○○ちゃん、もうランドセル背負ってるやん!りんご先生と会った時はこんなに小さかったのになぁ!」とか「○○くん、もう中学生になるん?おっぱい星人やったのが昨日のことみたい!」とか言うの、めっちゃ楽しみなんです♡

そして、そして、赤ちゃんやった○○ちゃんや○○くんが、いつかママやパパになって母乳外来に来てくれたりしたら、もう感動で泣いてしまいそう!!!

それまで、長生きしなきゃ!
ねーーー徳田先生♡

いつもありがとう!!!

開室は3月です!(舞多聞りんご教室は中学生コースは今のところまだありません)またお知らせをいたしますね♡

↑徳田先生

【学研】舞多聞りんご教室

【学研】舞多聞りんご教室
神戸市垂水区舞多聞西2-4-1(りんご助産院内)
《教室開催日》月曜日と木曜日15:30〜18:00
《対象》3歳から小学校卒業まで
《科目》幼児、国語、算数、英語
《電話 》070-1813-9899
学研公式ホームページ