発熱
うちの母がまたここ数日間熱を出しています。主治医の診察で内服と点滴の処方があり、私は夕方実家に点滴をうちに行きました。こんな時ナースの資格があると便利です。私、点滴や採血は得意!お母さんも「痛くなかった!」って喜んでくれました。
点滴をしてる間、父や母とおしゃべり。母は声が出ないので筆談ですが、それでも、だいぶんコミュニケーションがスムーズにとれるようになってきました。
40過ぎの私に母がしてくれたこと
母は「ブログ読んだよ」と教えてくれました。「あの時はほとんど記憶がないの」ということ。「ブログ読んで泣いちゃった」だって。私はブログに書くことでその時その時の気持ちの整理をしてきたことや、だからこそ、前に進めたことを母に伝えました。すると母はそっと手を伸ばして、私の頭を何度も撫でてくれました。熱のせいかもしれないけど、その手はとても温かくて、なんだかじんわりと心満たされました。40歳を超えた子どもの頭を撫でるなんて、滑稽かもしれないけど、私はとても嬉しかった。そして、今ここにいてくれることに「ありがとう」と思いました。
これ、ヤバイな!
自宅に戻って、娘に「今日な、おばあちゃんに頭ナデナデしてもらってん。それでな、そのとき気付いてんけど、頭ナデナデされるのってすごく嬉しいな。こうやってな、こうやってしてもらってん。どう?どう?気持ち良い?」と、ちょっと無理矢理娘の頭をナデナデしていると、娘の顔が緩みニッコリ笑って「これ、ヤバイな〜」と言いました。ご存じでしょうが、この「ヤバイ」は彼女たちの年代では「スゴイ」という褒め言葉です。
その後は、息子の坊主頭をナデナデ。私が嬉しそうにするからか、息子は「しょうがないなぁ」という感じでジッとしておいてくれました。うふ♡
言葉よりも伝わる何か
子どもたちはもう高校生と中学生で大きくなっています。私が一番カラダが小さいので、さすがに抱っこも出来ないし、ハグハグなんてしたら、気持ち悪がられてはりたおされるかもしれません(笑)でも頭をナデナデこれならなんとか…。たまにはこうやって気持ちを込めてスキンシップするのも良いなぁと思いました。小さいお子さんがいらっしゃる方は今のうち。たくさん抱っこもハグハグもナデナデもしてあげてください!言葉なんか無くても、それだけで伝わる何かがありますもんね!