りんごの日記

ええ『あんばい』をみつけるということ

情報の海

最近は情報を発信するのも、キャッチするのも簡単になりましたね。色んな情報が飛び交っていて、便利なこともあれば、「一体何がホンマやねん!」と混乱を招くこともあるかもしれません。

100%はない

これまでの私は、人が死ぬことだけは100%だと思っていたけど、この前参加したセミナーでは、いよいよ「いずれ死ぬこと」ですら100%ではないかもしれないなぁーって思った次第。(面白いお話でした!)

様々な人の、様々な事情や想いがあって、様々な意見がある。そして時代とともに変わっていくものも多いです。でも、ホントにそれで良いと思う。

私は、母乳外来でも、講座でも最後にこう伝えます。「私の持ってる知識や経験から、私の意見をお伝えしたけど、大切なのはこれからで、これをヒントにしてもらって自分なりのええあんばいを見つけるのが、めっちゃ大切なんですよ〜」って。

「経験」に偽りはない

私は、仕事においても、子育てにおいても、「正しさ」を説くよりも「経験」を語ることのできる人を目指しています。

「正しさ」は時間や場所、状況によって変化するけど、自分の経験は動かしようのない事実。嘘も偽りもない。それにどう反応するのかは、個人の自由なんです。

むしろ、みんな違った反応をしてくれるから、また目の前の人が教科書になり、学びになり、私の経験にもなっていく。

ええあんばい

この言葉が大好き。「程良く」という曖昧さは、マニュアル世代の私たちには難しさを感じることがあるかもしれないけど、誰かの常識に縛られすぎることなく、ひとつひとつの物事を丁寧に、自分のフィルターを通して感じることを意識すると、ええあんばいがわかるようになります。

Aさんはこう言っている、テレビではこう言ってる、◯◯先生はこう言ってた、本にはこう書いてある、セミナーではこう言っている、友達はこう言ってた、で、一体何がホンマなん???って悩んでしまうときは「自分」がどこかへ行っているのかもしれません。

そんな時「自分は?」という質問を自分自身にしてみるといいと思います。そして様々な意見の中から自分にとっての「オイシイとこどり」をすれば良いのです。

「でも」「やっぱり」「あーでもない」「こーでもない」と自分軸がグラグラしてるときは、なんでも成果をあげにくいです。

どんな事柄にも、たいてい賛成意見と反対意見があります。そして、どちらにも、もっともな理由があるものです。

だから、もっと自分の感覚を信じたらいいし、もっと「自分」があっていい。何が正しいか?よりも、何が自分にとって心地良いか?を大切にすると、自分のやり方が見えてくるし、そうすると幸せ感はグッとアップしますよね♡