りんごの思想

手編みのベストよりもあたたかい存在

休診日。自宅。ジャージでウダウダしていると、ピンポーンとチャイムがなった。家の前には白いベンツが停まっている。「誰やろ?」と思いながら出てみると、そこには井口小児科内科医院の井口先生が!

「えーーー!先生どないしたんですか??」
「これあげるー。あったかいで」

あーーーん♡嬉しい♡♡♡

「先生、あがってーあがってーー!」
「ほんならちょっとだけ…」

忙しい先生を家の中へ誘い込み、ゴボウ茶をすすりながらしばしお喋りをしました。

井口先生は、もう私よりはるかに年上なんだけど、なんなら私の親世代なんだけど、これから、やりたいことがあって、それに向かって準備を進めているということ。

何歳になっても、遅いことはなく、やろうと思えばなんだってできるということを、いつもみせてくれる存在。私の周りにはこういう「歩く説得力」がたくさんいて、「できるよ」「できるよ」って教えてくれる。そして、あたたかく見守っててくれる。決して「こうするべき」「ああするべき」とは言わない。自由すぎる私、危なっかしい私、アホな私、全部包み込んで、それでも信じてくれている。本当にありがたくて幸せなことだなぁって思う。

先生のその夢が叶うと、なかなか会えなくちゃっちゃうのが寂しいけど…。でも、先生がめちゃくちゃ楽しそうにそれをしているイメージができたから、嬉しかった♡